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マツダの「ロータリーエンジン車発売40周年展」を国立科学博物館にて開催
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、独立行政法人国立科学博物館(館長:佐々木 正峰氏)が4月22日から6月1日の期間で開催する「ロータリーエンジン車発売40周年展」に協賛し、ロータリーエンジンやル・マン優勝車、その他ロータリーエンジン技術解説パネルなどを展示する。
ロータリーエンジンは、シリンダー内のピストンを往復運動させることにより出力を発生する一般的なエンジン(レシプロエンジン)とは異なり、三角形のローターを回転させる独特の機構をもつエンジンであり、軽量かつコンパクト、高出力を発生するといった特長をもつ。マツダは世界で初めてこのエンジンの量産化に成功し、同エンジンを搭載した世界初の市販モデル「コスモスポーツ」を1967年に発売、それ以来ロータリーエンジン車を量産する世界唯一の自動車メーカーとして、これまでに約198万台(2008年3月末現在)のロータリーエンジン搭載車を生産している。
「ロータリーエンジン車発売40周年展」では、ロータリーエンジンの歴史を振り返りつつ、同エンジンの将来を展望する。展示内容としては、過去から現在に至るロータリーエンジンを搭載した実車や、同エンジンの機構を解説するためのカットモデルや部品群、エンジンに関するパネル、同エンジンを搭載するレースカーのミニカー等が予定されており、同エンジンに関する車両や技術を紹介すると同時に、技術革新に挑戦する開発者の意気込みや夢を伝える。
また、期間中4月27日(日)と5月31日(土)には、マツダ開発関係者や有識者が参加する特別イベント「ロータリーフォーラム」を開催、ロータリーエンジンに関する講演やパネルディスカッションを実施する。さらに、6月1日(日)にはロータリーエンジン搭載車を同博物館のある上野公園内に展示する予定である。
国立科学博物館は1877年(明治10年)に創立され(当時の名称は「教育博物館」)、自然科学に関する研究および資料の収集、保管(育成を含む)、供覧等を行うことにより、自然科学および社会教育の振興を図ることを目的としている。
■「ロータリーエンジン車発売40周年展」の実施概要は以下の通り
■特別イベント「ロータリーフォーラム」の実施概要は以下の通り
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